ミュージカル「オズの魔法使い ドロシーからの手紙」

2019.4.12(Fri)

 

なみきホールで3月31日(日)に行われたミュージカル「オズの魔法使い ドロシーからの手紙」

出演したのは、なみきスクエアの自主事業クラブ活動「遊びと学びのコミュニティスクール」に参加している39人の子どもと大人たちです。年間を通して様々な体験やワークショップに参加し、一年の最終プログラムとしてミュージカル公演を地域の人たちにむけて行っています。

それでは公演の様子をご紹介します。

会場のお客さんもお芝居に参加するけしの花畑のシーン。会場がけしの花でいっぱいに!

エメラルドシティ。
背景のセットは、プロの舞台美術家と出演者の保護者が一緒にワークショップで制作したものです。

ワークショップに参加した保護者からは、「自分が手がけた道具が舞台にあるのを見てワクワクした」「公演に自分も参加したような気持ちになった」といった声もありました!

大勢の方にお越しいただくことができました。

ロビーでは、「オズの魔法使いの物語をつくろう」と題したワークショップコーナーも。今年は、大学生や社会人となった卒業生も練習から参加して、出演者としても一緒の舞台に立ちました。

子どもたちにとっては自分達と年も近く、お手本や憧れとなる存在に身近に出会える経験は今の時代とても貴重なものだと感じています。

「オズの魔法使い」はご存じのように有名なアメリカのお話で、ドロシーという少女の成長物語です。なみきスクエアではこのオズの物語を毎年上演しているのですが、そこにはちょっと理由があります。
参加する子どもたちは、年齢によって複数の役を演じ分けていて、最初は2つだった役が、次の年は3つ、4つと、成長に伴って年々増えていきます。これは子どもたち自身が自分の成長を実感できることにつながっていて、毎年続けて体験するからこそ感じられるものです。

そして何よりも、仲間と困難を乗り越えて、それぞれが旅の中で成長していくという、オズの魔法使いの物語そのものが持つ普遍的な魅力があります。
役(もう一人の自分)を演じる中で、自然に心や身体がたくましく育っていきます。また他の人の演技を見ながら憧れや目標が生まれたり、自分もこうしてみよう、さらに良いものにしようと、子どもたちの自主性を引き出しお互いに刺激、協力しあう関係も生まれています。

今回見にきていただいた方も、そうでない方も、来年はまた違った子どもたちの姿や、ミュージカルならではの総合的なエンターテイメント作品をぜひ見にきてください!

また、現在、年間の参加者も募集しています。

 

ミュージカルを見られた方の感想

・みんな楽しく、笑顔でやっていたので良かったです!またみにいきたいです!(小学生)

・同じくらいのみんなが、自分たちも楽しみながら、がんばっていてすごいと思った。とてもたのしくてよかった。(小学生)

・みんなが楽しそうにしていたので、見ている私も楽しくなりました!(中学生)

・お客さんも一緒に参加できる所が楽しめてよかったです。(高校生)

・どの役の人も子もいきいきしていてすてきでした。学校とは違う場所でこんなにもがんばっていることを知れてよかったです。(20代)

・子どもたちのダンスや発声など、とても一般の子とは思えないクオリティの高さで、大変驚きました。しっかりと創り上げてこられたんだなということが感じられ、感動しました。芸術に触れることの意義深さとよさがもっと広く伝わるべきだと思います(30代)

・ミュージカルは初めてですが、すごくおもしろかったです!普通の子どもたちが作り上げて、ここまで本格的なんて驚きです。1才の子どももおとなしく見ていました。今度は自分の子どもにも参加してほしいと思いました。(30代)

・昨年も感動しましたが、今年もやはり感動して涙しました。同じ演目でも毎回違った形に仕上がって面白い。物語は生きて成長しているんだなと思いました。(40代)

 

 

 

 

 

 

 

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